
シックハウス対策
自然素材のリフォームでは、壁や天井にビニルクロスを使用せず、塗壁や羽目板で仕上げます。
また、床も合板フロアやクッションフロアではなく、天然無垢の杉や桧などを使って仕上げます。そして、一番大切なのが接着剤にもこだわることで、天然糊を使用し有害物質を出さないようにします。


壁は沖縄県の珊瑚を使った塗壁です。「琉球の塗壁」のやさしい効果としてホルムアルデヒド等吸着効果・調湿効果・消臭効果・断熱効果・不燃効果・マイナスイオン生成効果が挙げられます。

宮崎県産 飫肥杉 床や天井に使われているのは宮崎県産の飫肥杉(おびすぎ)です。 保温効果や調湿効果があり、冬は暖かく、夏はサラリとしています。表面は柔らかく傷は付きやすいけど、膝には負担はかかりません。

化学物質を全く使わない究極の自然素材接着剤。千年の歴史が証明する強度と安全性があります。

沖縄県産の自然素材にこだわり、勝連トラバーチン、風化造礁珊瑚、コーラル、赤土、赤瓦をベースに消石灰を配合しています。内装材に使用される合成樹脂や、有機溶剤が原因でシックハウス症状を起こす方が少なくありません。
琉球の塗壁は、沖縄県産自然素材と消石灰をFC剤(イオン結合推進剤)により固めた内装材ですので臭いや有害物質の発生がなく、安心で快適な空間を造ります。
(※左は沖縄の素材を用いたウォールマテリアル)

風化造礁珊瑚
沖縄のきれいな海から許可を得て採取された風化造礁珊瑚は緻密な空孔をもった多孔質物質で臭いや湿気の吸着除去に効果があります。マイナスイオンの発生効果が注目されています。

赤瓦
青い海に映える沖縄の赤瓦は、南国情緒たっぷりです。廃棄赤瓦に新しい命を吹き込み、塗壁の材料として利用しています。

赤土
国頭マージといわれ、降雨のたびに流失し青い海を染めてしまう嫌われ者ですが、左官素材としては、きわめて優秀で注目を集めています。


直接肌に触れる床や壁・天井材には、無農薬の国産無垢材を使用します。
なぜ、国産無垢材なのかというと、海外から木材を輸入する時には、生木を腐食やカビから守るために薬剤を使ったり、木材の中の害虫や細菌を殺す為に消毒をしたりします。 なので国産材にこだわります。
産地へのこだわりは、檜は「ヒノキチオール」の多く含まれることで有名な奈良県の吉野檜を、杉材は、目が詰まって耐久性のある宮崎県の飫肥杉を選びました。

家の中で換気がなかなかできない場所が「押入れ」や「クローゼット」です。いつもは閉めていることが多いので空気が循環せず、有害物質が布団や衣服に付いてしまいます。
閉鎖的な空間には、薬品処理を一切していない、京都産こだわりの「布クロス」を使用します。
通気性があり調湿作用もあります。もちろん接着剤にもこだわりの「でんぷん100%糊」を使用します。
