著者:夏井睦
この本、とても面白かったです。
「糖質制限」って聞いたことはあるでしょうか?
ダイエットに効果絶大と言われているのですが、
実は、炭水化物は糖分に分解されます。
なので、「糖質制限」をしようと思うと、
糖質+炭水化物を減らす!
ことになります。
中でも一番、驚いたのが、
「お米」や「パン」や「うどん」を糖質に置き換えたときに
角砂糖何個分になるかということなんですが、
何個分だと思いますか??
ネットで調べればすくですよね!
本を読みすすめていくと
糖尿病学会とも揉めてそうな感じですが・・・
そして、なぜ人類を滅ぼすのか?は、
本を読んでもらうとして、
子どもの夏休みの読書感想文には難しすぎますが、
読書の秋が近づいておりますので、
大人の方で「糖質制限」に興味のある方はどうぞ!!

◆「糖質制限」の陰の火付け役による待望の書!
糖質は人類にとって、
神か、悪魔か――
◆著者は、光文社新書のロングセラー『傷はぜったい消毒するな』でも
よく知られる「湿潤療法」のパイオニアだが、
じつは昨今の糖質制限ブームの陰の火付け役としても知られている。
傷の治療法の発明時と同様、自分の身体で糖質制限を試し、
その効果や危険のなさを確かめた著者は、
糖尿病の糖質制限治療の第一人者である江部康二氏と親交を深めながら、
栄養素としての糖質の性質や、人類の糖質摂取の歴史、
カロリーという概念やその算出法のいいかげんさ、
そしてブドウ糖からみえてくる生命の諸相や進化などについて、
独自の考察や研究を開始。
本書では、糖質からみた農耕の起源についても新説を展開、
穀物栽培によって繁栄への道を得た人類が、
穀物により危機への道をたどりつつあることも指摘する。
著者のHPに日々寄せられる、
多くの糖質セイゲニストからの体験談の一端も紹介。
糖質を切り口に様々なことを考える。